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2025/02/09 08:52 |
[憑神]      浅田次郎
ええと。[憑神]を読み終わりました。

江戸終わり、嫁入り先から追い出され、職も失い実家に出戻った貧乏御家人・別所彦四郎。
なにとぞ自分に幸運を・・・・・・、という思いで、稲荷様に拝んだら、なんと三人の神様にきていただくことになった!
でもその神様は、神といえど、人々に災いをもたらす、神たちだった・・・・・・。

一部は帯からのダイジェストですが。

テンポはスローペースで流れていく一握の砂を、ゆるり、ゆるりと戻そうとする感じ。
どたばたコメディではないですが、江戸の知識が二十分につくことは間違いないでしょう。
ただ、今の時代に希望の西風を吹いてくれるような。そんな感じはいたします。
[何がいいのか][何のために、誰か在るか]とか。
哲学的な部分を含んでいる反面、やり取りは笑いを二重三重に網目はっているような。
そんな感じ。

映画を見るよりもお勧めします。

そしてあたしはこの本で、初めてTSUMABUKIという人の顔を知った。
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2007/07/21 00:52 | Comments(0) | TrackBack() | 日記・未分類(面倒)

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